素敵な出会い
昨日は中部にピアノの調律に行きました。帰りがけ、見つけたピアノ教室からジャズが流れていたので除いてみると、年配の男性が座っていました。
ちょっと飛び込み営業がてら、音楽にふけっているところを悪いなと思いながらも「すみませ~ん」。
ちょっと不機嫌そうに奥から出てきてくれて、こちらの話を聴いてくれました。
仕事の話などを紹介するうちに、今度はかえっていろいろ面白い話が聴けました。
彼は本業はジャズベーシストで、音楽教室を開いている、というのが現在の職業のようですが、それ以外にも昔のジャズの話が特に良かったです。
沖縄の1960年代のお話。
自分が知っている大先輩のミュージシャンとかも友人で、たくさん演奏を共にしたそうです。
そこで思ったのですが、昔活躍してた人たちは音の受け止め方が今の人たちとは違いますね。
音を言葉で表現するのが上手で、音は流れていないのにそういう音楽を聴いているような気持ちになるので話が面白い。また、音の質感やそこから生まれる雰囲気などに気を配る姿勢がよくつたわってくるので、さすがプロだなあと感心するばかりでした。
飛び込んでよかった。
いろいろな人に出会えるっていいですね。
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