服部洋一テノールリサイタル
日曜日。今日も一日が終わりました。
昨日はコンサートのお仕事で南城市のシュガーホールへ伺いました。服部洋一先生のテノール・リサイタルです。スペイン歌曲というものを初めて聞きました。とても幻想的な夢のある音楽でした。日本の歌曲も3曲披露されてましたが、こちらもピアノの伴奏がとても表現豊かで聞きごたえのある内容でしたね。歌曲というより歌+ピアノ曲でした。
ピアニストは下門健吾さん。プログラムの2番目にショパンの雨だれを弾きました。今年はショパンイヤーですし、スペインにも関わりのある曲ということで、味のあるプログラムだな、と思わずニヤリとしてしまいました。直感的にですが、雨だれの八分音符のテンポ感がとても絶妙で心地よかった。ピアノの音に細部にまで意識を集中させて指先から頭のてっぺんまでピリピリしながらも反面リラックスさせる演奏家の仕事ぶりを見れて勉強になりました。
いつも思うのですが、私のような者が調律したピアノをきれいに弾いていただけることにとても感謝します。本当に、ピアノに調律してもらった、ピアニストがきれいに奏でてくださった、という印象を受けます。きれいな音が出なかったらそれは私の力量不足。プロ意識はありますが、100点満点をとれるほどでもない。ピアノに、ピアニストに助けられていると実感します。
普段はピアノの修理の方が楽しいな、と思ったりもしますが、コンサートのお仕事も楽しいですね。
関連記事