古いピアノは使えます!
今日はちょっと宣伝になりますが、まず最初に宣言します。
修理できないピアノはありません。
ただ、南国ピアノ芸術では設備の事情から
フレーム(鉄骨)が割れているピアノと
シロアリに食われたピアノだけは
修理不可能とさせていただいております。
なぜこんな話題になるかというは、先日お問合わせをいただいた修理の相談でのお話。
ある買取業者さんに見せたら「修理不可能です、廃棄処分料が必要です」といわれたそうです。でも私が見た限りでは、スティックというハンマーの動きが少し鈍くなる症状が少しあるだけで、他は全く問題ありません。弦に錆があったり、ホコリやカビで汚れていてもピアノはまだまだ健全だったりします。それを「もうだめ」なんて決めつけるのは良くないと思いました。
10年以上放置したピアノをお孫さんやご自分の子供に使わせたいというはよくあります。そのほとんどの場合ピアノは生きていて、使っていなかったためにちょっと体がなまっているだけです。
ピアノの状態を査定してもらうときは、専門の調律師さんに相談するのが一番いいと思います。電話帳の「楽器商」または「調律師」のカテゴリにたくさん調律師さんはいるので、お近くの方、もしくは「この人だ!」と思う方に相談してみてください。心配だったらセカンドオピニオンを聞くのも大切だと思います。
誤解を招いてはいけないので補足しますが、すべての買取業者さんのことではないです。すごい高額で買い取ってくれる良心的なところもあると聞いています。まずはご自身の目と耳でお確かめ下さい。
南国ピアノ芸術もよろしくお願いします。
電話:926-0322
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