2008年05月17日

ニッポンのピアノは良質!

今日は久しぶりに米軍基地でのお仕事。凄腕ピアニストでプロコヒィエフやラフマニノフなどをバリバリ弾く方で、調律のチェックも非常に厳しく毎度勉強させていただいてます。

その方含め、沖縄へやってくるアメリカ人の方の中にもピアノ好きな方がけっこういます。

ヤマハ、カワイなどメーカーを問わず日本のピアノはアメリカ人には人気なのですが、その理由の一つに日本で買えば滅法安い、というのがあります。

日本でピアノの歴史とは100年ほどになりますが、戦後までは世界でも全く無名の存在だったそうです。それが高度経済成長期とともに進歩しながらついに世界へ飛び出したとき、その品質の高さに危機感を覚えた海外メーカーは政府に関税を上げるよう働きかけたそうです。

こうして日本のピアノは、ここ現地で入手できる価格の倍近い値段でアメリカでは販売されています。だからピアノ好きな人は、わざわざインターネットでアメリカと日本の市場をしっかり調査してくるのです。ピアノへの熱意が伝わってきますね。

その逆も然りで、アメリカまでわざわざピアノを買いに行く人もいるそうです。これはハワイのピアノ屋さんで聞いた話ですが、そのピアノ代と往復の旅費を足してもまだ日本で買うより安上がりだとか。

すごい、人は良い音を求めて海を渡るんですね。ナンゴクピアノもいつか海を渡って北国ピアノにでもなろうかな。いや、寒いのは苦手だから赤道ピアノだな。

うるま市じゃん(⌒〜⌒)。


タグ :ピアノ

同じカテゴリー(お仕事)の記事
キャスターカップ
キャスターカップ(2013-07-08 00:16)

ピアノ発表会
ピアノ発表会(2012-05-21 17:22)


Posted by かっちょ at 13:10│Comments(0)お仕事
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。