2010年07月12日

胸をなでおろすとき

胸をなでおろすとき今日はピアノの先生のお宅で調律&調整。どこかで私がお手入れしたピアノを触って、きれいと感じてくださったようで、私にご依頼くださいました。それ以前にブログを通じて知り合った方の仲の良いお知り合いということだったのですが、実際に音を聞いたのが決め手となったというのは調律師にとってうれしいことです。

そのグランドピアノ。実は今日でお伺いするのはこの1カ月で3回目。音律のずれはさほどなかったと自負しておりますが、納得していただける状態に持っていくまでとことんお手入れさせていただきました。弾きやすいタッチを追求し、その相乗効果で音が美しくなる、というのを意識ました。当初、ハンマーにも手を加えて整音しましょうね、とお話しておりましたが、結局のところハンマーには直接手を加えていません。

それではどうぞ、と試弾していただくときはとても緊張するとき。真剣にピアノに向かって音を出していきながら、少しずつこぼれてきたほほ笑みは私の全身の力をきれいに抜いてくださいました。とても物静かな印象の方ですが、あの笑顔は私も見ていて本当にうれしかったです。

よかった。出来ることならもう少し演奏を聴いていたかったです。

※昨日泊大橋で撮った写真、県営住宅を通り過ぎたときにシャッター押してたら完璧だったけど~。空がきれいな日が続いてうれしいです。


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Posted by かっちょ at 20:29│Comments(0)お仕事
 
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