2010年11月02日

勝負!


ピアノの調律にお伺いするとき、一生懸命ピアノを練習している子に出会うと、ピアノを弾いてもらいます。そして頼まれたときは私もチョットだけ披露します。そして、お子さんと私の技量が同じくらい、または私の方が上手なときは「今度会うときまでどっちが上手になるか勝負だ」と激励していきます。

もちろん本気で勝負だなどとは思っていません。過去に一度だけ本気で挑んだことがありましたが、あっさり負けて子供の吸収力に驚かされたからです。でも、それ以来自分がそう話すことで励みになればと思い続けています。

昨日お伺いしたお子さんはそれをはっきり覚えていて「おじさん、私が弾くからおじさんも弾いてよ。約束したよね。」と言いました。

ピアノの調律師としてピアノを使ってくれることほど嬉しいことはありません。この子の目標のひとつに私と演奏を披露し合うというというイベントがあったのです。逆に私が励まされた気分になりました。

どうもありがとうございました!

※割り箸にひょっとこがいました。面白かったです。


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Posted by かっちょ at 23:50│Comments(2)お仕事
この記事へのコメント
とても良い話ですね。
そんな子供の姿見てに童心を取り戻したい物です。
失ってない?
かっちょは素敵な仕事をしていますね〜(^^)
Posted by なるみん at 2010年11月05日 13:20
>なるみん

ありがとう。
なるみんさんは童心をまったく失っていないと思います。
Posted by かっちょかっちょ at 2010年11月05日 21:13
 
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