2011年08月08日

ピアノの製造工程



いろいろピアノのことをインターネットで調べるうちに出会ったビデオをご紹介します。

オーガスト・フォルスターというブランドは19世紀半ばに操業。現在もピアノを手作りで生産し続けるブランドです。 

ピアノ技術者的にみると、そこまで手でやるか~ってくらい手作りですごい。工場の生産工程に刷毛が導入されているって、いまどきかなり珍しいと思います。

でも冷静に考えれば、もともとピアノって人の手から生まれてますしね。そっちが当たり前だったんですよね。

~~~~~~~~~~

以前からよく考えるのですが、現代人と昔の人(モーツァルトとかの時代)の違いってきっとあると思うんです。

携帯電話、インターネット。情報の伝達が信じられないくらい早くなりました。
それ以前にも、船舶、蒸気機関車、自動車、飛行機など、乗り物の進化によって流通の速度も上がっています。

「流れ」が早くなることで経済は活性化し、人の生活様式も変化していきました。
その早い流れに対応する一方で、何かおいてきちゃったんじゃないかな、と思うこともあるのです。

何をおいてきちゃったのかは、当時の人たちに実際に会ってみないとわからないけど、でもそれが何なのかなあ、とよく考えます。

今夜もビールがおいしいです。


同じカテゴリー(お仕事)の記事
キャスターカップ
キャスターカップ(2013-07-08 00:16)

ピアノ発表会
ピアノ発表会(2012-05-21 17:22)


Posted by かっちょ at 01:05│Comments(2)お仕事
この記事へのコメント
現代人と昔の人の違いは「心のHAPPY感」かも?
現代人は、楽しみの本質を忘れているような気がする。

時間に追われ、気がつくとあっという間に一日が過ぎている…。
楽しみのカタチにこだわらず、音楽に耳を傾けることが純粋に楽しい!そんな日常を送らなきゃな…と思いました!

素敵なブログ、かっちょさん!ありがとう!
(^0^)/
Posted by みか先生 at 2011年08月09日 16:40
コメントありがとうございます。

そうですね、楽しむを含め、喜怒哀楽を満喫する時間を失ってしまった感じがしますね。昔は1曲30分とか当たり前だったのが、今は5分くらいですから、ゆっくり音楽を聴く時間が足りないかもしれないですね。
Posted by かっちょ at 2011年08月10日 01:32
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。